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つなカンニュース

【つなカンミーティング】「長野原町長と話そう!」を開催しました。

[2023年02月03日]

1月29日、長野原町長と町の未来や町長自身のことなどについて話す会を開きました。

◆町長自己紹介「なぜ町長になったのか」◆

中学卒業後、高校、大学を経て、東京→ニュージーランドなど、働きながら十数か国を渡り歩く中で、長野原町の良さに気が付いた。プロボクサー、郵便局長、ハウスメーカー、議員秘書などを経験。こんな田舎に帰りたくないと娘に思わせたくない、町への不満を言う代わりに自分でやろう。という気持ちで町長になった。

<町の広報について>
●魅力的な町だと思うのでもっと多くの方に町の魅力を知ってもらいたいが今後どのような広報活動をするのか?(北軽井沢移住者)

町長
長野原町の本来の強みは自然、環境、産業だと思う。それらの資源を活かして循環する町にしたい。発信、情報の伝達が難しいが、皆と一緒に頑張っていきたい。八ッ場、高いポテンシャルを持つ北軽井沢など発信していきたい。

<高齢者について>
●高齢者が生涯現役でいるためには人と接するのが大切。気軽に集える場所を考えてほしい。(旧第一小など)
●高崎市では老人対策として、買い物、重い荷物、家庭での手伝いを無料で行う。長野原町では?

町長
応桑小学校にへき地診療所を移し、交流スペースを作る計画がある。
外出支援バス、移動販売車などを行っているが、満足に達しないことは分かっている。国からの交付金が主な財源であり、町の予算の限界があり、全て叶えることが難しい。最近は住民ボランティアの力を借り始めている。声を聞かせてもらいベストなことをやっていきたい。
地域のコミュニティとデジタルを一緒にやれば地域を元気にできると考えている。
デジタルに対する苦手意識を払拭し、自分と一緒に頑張ってほしい。
つなカンミーティングも人が集まり交流するということがコンセプトだった。
「長野原町花いっぱいプロジェクト」などもそういう場所となっている。そういう場所を一緒に作っていきたい。

<別荘地に情報が届かない問題について>

町長
となり組に入っていないと情報が届かないなどを解消するために町のアプリを作った。無料なのでぜひ使ってほしい。

つなカン黒田副会長より)
つなカンミーティングで意見を元に、現在長野原町で「くらしのガイドブック」を作っているので活用してほしい。

<こどもたちのこと>
●北軽井沢小学校の利用法。不登校の子供の家庭のフォローはできているか。
●未就学の子供やご家庭(母親)への支援などについて町報などでお示し頂きたい。
●遠距離通学に補助金がほしい。高校授業料無償化の条件撤廃を県に要望してほしい。
●長野原高校に求めるニーズ、やってもらいたいことを教えてほしい。(参加者全員に要望)

町長
・学校の利活用には夢が膨らむが、用途を変更していくのには莫大なお金がかかり、なかなか手を出しにくい状況にある。できれば民間に任せたいが、応桑の校舎はそのような民間を見つけるのが難しく、診療所の移設もあったので町がやろうと思っている。
(他の校舎については)環境、地域のために良い企業を誘致したいが、学校の校舎は使いにくく、誘致しにくいという事は分かってほしい。
・交通については全ての人にとって課題だが、莫大なお金のかかることである。地域公共交通活性化協議会を立ち上げスタートしたところ。過疎地域に指定されたので、交通対策にも使えるお金がついた。時間はかかるが進めていく。
・長野原高校に通う長野原町民には補助金を出している。
・遠距離通学に関してはお金だけの問題でないような気もするが、検討課題である。長野原高校に子供が来なくなるのも困るので難しい問題。
・市町村によっての補助金の有無や、金額の違いなど格差が生じている。それを是正してもらうことを知事にお願いしたいと思っている。

<その他参加者から>
●美しい景色を活かして北軽井沢独自の、人が集まれるファミリーレストランがほしい。
●町民生活課のような部署が北軽井沢にほしい。
●木を伐採する補助金、寒冷地補助金がほしい。
●中央小学校までの習い事のバスがあると良い。
●学校の制服、体操着の補助金アップしてほしい。
●北軽井沢に町民のための温泉があるとよい。
●ゴミ収集所を増やしてほしい。
●北軽井沢小学校の跡地の利用について、子供が遊べる場所を作ってほしい。
●子育て、教育について力を入れてほしい。
●またこういった会を開催してほしい。
●双方のコミュニケーションをとってくれる町長はなかなかいない。素晴らしい。
●子供の声がうるさいと幼稚園が閉鎖される街がある中で、子供の声が聞こえる町、というのは良いことだと思う。

教育長より)
・子どもの声を無くさないという言葉に町長の想いがある。応桑小学校の利活用で子供やお年寄りが集まる場所を作る。学校に行けない子供たちのために適応教室がある。そういう子供たちが皆と関わり自立していけるよう、応桑小利活用に含めていきたい。
・未就園児とその保護者への支援として「ここはぴ」を始め、他町村からも来ている。安心して生活できるまちづくりをしたいと思っているのでいつでも相談にきてほしい。
・中学入学時には制服、運動着ウインドブレーカー、カバンなどで費用がかかるが、入学準備記念品として4万円(長野原町共通商品券)を支給することになった。

町長
議員になる、町長になるなどは勇気がいるが、「つなカン」は誰でも入って声をあげることができる。理事や役員にならずとも、会員になって中に入ってきてほしい。
今年の目標は「共創」としている。ぜひ自分と一緒に考えてほしい。

 

 

 

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