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つなカンニュース
【サービス介助基礎研修】終了報告
[2021年12月10日]
12月6日、7日の2日にかけてサービス介助基礎研修が行われ、各日定員の30名、合計60名の方にお申し込みいただきました。
長野原町は観光施設が多くあります。高齢者や障害のある観光客に自信を持って気持ちよく接する事ができるよう、また、コミュニケーションのきっかけとなる新たな気づきを、体験や実技を通して学びました。
高齢者への対応では、白内障の見え方を体感できるゴーグルをつけて、スマートフォンを見たりお財布からお金を出したり、実際に歩いて体感しました。
車椅子で実際に段差を超える、目を閉じて介助者と共に歩くなどの体験をして、案内をする技術と案内される人の気持ちを体感しました。さらに、手話の挨拶や耳の聞こえない方と話をするきっかけや方法を学びました。
また、Withコロナで介助する意識として、近づきすぎす相手が安心できる案内方法なども学びました。
「車椅子を始めて操作しました。スムーズに動かすのは大変でしたが、実際に生かしていきたいです。」「白内障の体験は衝撃でした。」「どんな障害物があるかわかっていても、目を閉じて歩くのは怖かったです。介助される体験をして、介助する側の対応を学ぶことができました。」「コロナ禍での介助案内方法が参考になりました。」「とても分かりやすい研修でした。」などの感想をいただきました。
講師のお2人は「すごく前向きに取り組んでいただきました。アットホームな感じで実技も楽しみながら身に着けて下さったことが印象的でした。」「どうやってお客様を迎えればよいのかという事を真摯に考えているということが伝わってきました。今日の学びを生かしていただけると思います。もっともっと色々お伝えしたいと思いました。」と話してくださいました。
今後、ますます観光客が増加してくでしょう。また、地域でも高齢の方が増えていきます。それらを含めて地域のためになればいいなと思いました。
白内障の見え方を体感できるゴーグルを装着し、字を見る、携帯電話を見る、お金を出す、歩くを体感
車いすの各部名称、操作方法、案内方法、コロナ禍での対応
目を閉じて段差を超え椅子に座る
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
※この研修は、公益財団法人 日本ケアフィット共育機構にご協力いただき実施しました。