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つなカンニュース

「つなカンミーティング」チャレンジ報告会を開催しました。

[2021年12月23日]

12月のつなカンミーティングはつなカンチャレンジ報告会ということで、R3年10月でチャレンジ期間が終了した3組の採用企画の代表者が、それぞれパワーポイントを使い報告を行ってくれました。


1⃣人と地域を歴史でつなぐ!戦国御城印fromながのはら!
代表者 吉澤洋紀さん 報告

現在御城印がブーム。2019年100城だった御城印が2年で9倍の920城になっています。
長野原町を盛り上げようと1年前に丸岩城と八ッ場ダムをつなカンチャレンジで作成し発売ました。
1年間で約1500枚が売れ、東京、埼玉、遠くは大阪など、約5割は県外から来町してくれたようです。

今後は真田街道上の長野原町と上田、岩櫃 沼田と連携し周遊を促す仕掛けを作ったり、地元の英雄、海野兄弟や満期峠、川原湯温泉のご湯印を作るなどしたいです。

今年は夢の舞台であった「お城エキスポ」に参加もでき、有名なイラストレーターとも協働するなど、チャレンジのおかげで活動が広がりました。

つなカン「5つのつなぐ」のうち、③夢を実現へつなぐ ⑤町の人と外の人をつなぐ に尽力できたかもしれないと思っています。何かやりたい人には良いチャンスなので更にチャレンジが広がってほしいです。

 

2⃣YSBG’sによる川原畑地区桜植樹エリア周辺の花いっぱい運動
代表者 大田真治さん 報告

川原畑地区がダムの建設により観光スポットになり、国交省で始めた桜植樹エリアは桜以外は植えられていないので、川原畑地域の活性化と観光客をおもてなしする景観づくりために活動を始めました。
八ッ場大橋から川原畑公民館付近、公園、国道沿いのエリアに花を植えるということでスタート。約1キロという広い範囲にコキア、スノーフレイク、菜の花、コスモス、マリーゴールド、矢車草などを植え、土入れなども行いました。

この活動を通じて、作業情報を地域の住民に向けて発信することが大切だということに気が付きました。
周辺の方に種、苗、草刈りなどの協力をしてもらいましたが、今後更に地域住民とのコミュニケーションを取っていきたいです。つなカンの「長野原町花いっぱいプロジェクト」ととも連携していきたいと考えています。

 

3⃣ランニング・トレッキングコース保全作業
代表者 松本直幸さん 報告

スカイランニング(山を駆け登るスポーツ:協会員約450人)の方針として山を大切にしようという気持ちで登山道の保全活動をしています。安全で清々しい山や道路で登山・ランニングを楽しめれば長野原を訪れる登山者・ランナーが増えると考えています。

スカイランニングチーム、SKY NINJAのメンバーやその他の賛同者で落ち葉かき、草刈りなどを行い、人が歩けないような登山道の手入れをしました。笹が伸び放題の長野原町の群馬百名山王城山・高間山の登山道 (距離6km 標高差800m)を整備し、その場所で「群馬スカイランニング協会」公式戦も行われました。ランニングアプリを使い、それぞれのタイミングで走りタイムを競ったのは日本でも初めてではないでしょうか。終了後は川原湯温泉で食事やお風呂と、スポーツと観光を楽しみました。

他に、プロギング(景色を楽しみ、走りながらゴミ拾い)や、ウォーキングでも参加できるラン&ウォークのゴミ拾いイベントも行い、たくさんの町民の方に参加してもらいました。

~その他関連活動~
フォトロゲイニング(同協会大川氏主催)—地図上の画像と同じ写真を撮り、ポイント数を競う競技で草津や四万温泉など観光地で行われています。今年はラン&ウォーク(ゴミ拾い)をした後の八ッ場あがつま湖周辺で開催し、遠方からも人が集まりました。

今後川原湯をスタートし、丸岩、高ジョッキなどでイベントをしたいという夢を考えているので、保全活動を続けていきたいです。

 

—つなカン理事のコメント—

・成果を求めがちだが、継続して続けていくことに意味があると思った。つなカンがより良い形で関わっていけるように課題としたい。

・誰かのために、という想いが形になっていることが素敵だと思う。こういう活動が全町に広がることを想像して夢をつないでいきたい。

・どの活動も、自分の利益ではなく「町のために」という気持ちが強いことが分かった。チャレンジの活動が広がることを期待したい。

 

※令和3年の活動の区切りとして花いっぱいプロジェクトの報告もありましたが、花プロジェクトの報告については別の記事で掲載予定です。

 

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