つなカンニュース

つなカン八ッ場ダム見学ツアーボランティアガイドは、これまで3回のガイド養成を行い、本格的に活動を始めてもうすぐ2年が経ちます。つなカンガイドの皆さんは、日々ガイド同士で情報共有、意見交換、アドバイスをし合い、どんどん上達しています。また、今年の2月にはスキルアップ（振り返り）講座を行いました。

見学案内の内容だけでなく、安全管理や案内内容の幅も必要と考え、5月20日に、2つの項目を目的にした特別研修を行いました。
① ガイド中のトラブル時（けが人、病人等）の応急対応について学ぶ
② ダムガイドをする際の知識として、八ッ場ダム建設の歴史でかかわりの深い場所や施設について学ぶ

午前中は、浅間山北麓ジオパークガイドでもあり、つなカンガイドの山本后世さんに講師をお願いし、ガイド中に起こりうるトラブル、その時どう対処するのか？できるのか？を、ワークショップ形式で考えました。また、車いすの扱いや対応について、実際にエレベータの大きさを示して実体験をしました。八ッ場ダム管理支所の職員の方4名にも参加いただきました。課題も多く出ましたが、大変実りのある実習となりました。

午後は、草津中和工場見学、品木ダム見学、旧太子駅を見学しました。参加者は、酸性の水を中和する事業に興味津々、質問もたくさん出ました。案内は品木ダム水質管理所にお願いしました。通常50分ほどの見学行程のところ、30分以上長く大変丁寧にご案内いただきました。午後の行程は、八ッ場ダムを案内する上で、大変勉強になりました。

今後も、長野原町、八ッ場ダムを訪れる皆さまに「楽しかった」とご満足いただけるよう、活動を行っていきます。

ワークショップ

力の抜けたけが人を、２人で運べるか？

エレベータ内での車いすの扱い方

午前中　集合写真

草津中和工場　PH値チェック体験

草津中和工場　石灰石粉投入工場

石灰石粉と混ぜ合わせた川の水を、川に戻す現場

品木ダム

旧太子駅